木造ウェブ
木造ウェブでは、プロ向けの構造計算のサポートを行っています。
設計事務所・工務店の皆様、お気軽にお問合せください。
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サービス案内
山からの木材を積極的に建物に使用し、長く使う事で地球環境の低炭素化に貢献ます。当社では、木材を積極的に建築へ利用した製品開発を行っております。
積極的な木材の建築利用は、住環境を豊かにします。
壁の実大燃焼実験
木材は空気をいっぱい含んでいるので、熱を伝えにくく、しかも酸素が供給される表面からゆっくり燃えていきますから、急に強度が落ちる事はありません。鉄などは高温になると柔らかくなってしまいますので、熱が伝わらないように耐火被覆して、火災時に急に強度が落ちるのを防止する必要があります。一方、木材の表面が火災によって炭になって失われていく速度は1分間に0.7ミリ程度と非常にゆっくりで、30分で失われるのは約21ミリしかありません。これは、火災によって出来た炭化層が木材を被覆して行くためと言われています。まさに天然の耐火被覆ですね。ゆっくりと燃え抜けていくので、ぶ厚い木材を使用した外壁では、避難までの時間を十分に稼ぐ事が可能と言われています。街中でもログハウスが建築出来るのは、この様な効果を実験で証明し、大臣認定を取得しているからです。
壁の実大せん断試験/材料の曲げ試験
ログハウスはこれまで、2階建て以下の建築事例がほとんどで、3階建ての場合でも、1階をRC造やS造にする混構造の小屋裏利用にとどまっていましたが、(一社)日本ログハウス協会などが、振動実大実験や実大壁せん断実験を重ね、基礎データーの蓄積を進めて来ました。こうした基礎データーに更に独自の実験データーを積み重ね、限界耐力計算手法によって、総3階建てのログハウスの建築に挑戦しています。同時に使用する丸太材の材料開発も手掛けています。